電子回路の基礎
19. エミッタフォロワ(コレクタ接地増幅回路)

エミッタフォロワ(Emitter Follower)とは、バイポーラトランジスタを使った基本的な増幅回路構成の1つであり、電圧利得が1で入力電圧に従って出力電圧が変化する。エミッタフォロワの動作では、ベースに印加された入 […]

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電子回路の基礎
18. 負帰還増幅回路

負帰還増幅回路とは、出力の一部を入力に戻すことによって、増幅回路の利得や周波数特性などの特性を改善する回路で、増幅回路と帰還回路から構成される。帰還回路は、出力端子から出力された信号を、入力端子に戻す回路である。負帰還増 […]

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電子回路の基礎
17. 差動増幅器、ボルテージフォロワ、加算器

オペアンプを利用した各種回路を説明する。オペアンプを使った回路の基本設計では、オペアンプを理想オペアンプと考える。また、基本的に負帰還をかけるので、入力端子\(+\)と\(-\)間は、バーチャルショート(仮想短絡)が成立 […]

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電子回路の基礎
16. オペアンプ回路

オペアンプ(Operational Amplifier:演算増幅器)は、電子回路における重要なアクティブデバイスの一つである。オペアンプは通常、アナログ信号を増幅するために使用され、様々な電子回路で信号処理や制御機能を実 […]

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電子回路の基礎
15. 差動増幅回路

差動増幅回路とは、2つの入力信号の差分を増幅する回路である。従って、2つの入力信号が同じ値(周波数、振幅、位相が同じ)であれば、出力はゼロになる。差動増幅回路は、入力信号の同相成分(例えば、同相の共通雑音)を除去するのに […]

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電子回路の基礎
14. パッシブフィルタ回路

パッシブフィルターは、抵抗(\(R\))、コイル(\(L\))、およびコンデンサ(\(C\))などのパッシブな電子部品(これらを受動素子といい、電源を必要としない素子である)を使用して信号をフィルタリングするデバイスであ […]

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電子回路の基礎
13. CR結合増幅回路の周波数特性

CR結合増幅回路とは、増幅回路の段間接続にコンデンサと抵抗を使用する回路である。直流信号を遮断し、交流信号のみを伝達するというコンデンサの特性を活かして、直流バイアス電圧の影響を除きつつ、交流信号の増幅を行う。CR結合増 […]

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電子回路の基礎
12. CR結合2段増幅回路

CR結合2段増幅回路は、コンデンサ\(C\)と抵抗\(R\)で結ばれた2つの増幅段から構成される回路である。この回路は信号の増幅と周波数の特性を制御するために使用される。CR結合は、直列に接続されたコンデンサと抵抗によっ […]

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電子回路の基礎
11. BJTの等価回路

BJT(バイポーラトランジスタ)の等価回路とは、BJTの内部構造を単純化し、電気回路素子(抵抗、キャパシタ、インダクタ、電圧源、電流源など)で表した回路モデルである。BJTの等価回路は、大きく分けて直流等価回路と交流等価 […]

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電子回路の基礎
10. 負荷線(直流と交流)

トランジスタ回路の負荷線とは、トランジスタの静特性(\(V_{CE}-I_{C}\)特性)上に、コレクタ側の出力抵抗と出力電圧\(V_O\)を変化させたときのコレクタ電流\(I_C\)の関係を示す線である。負荷線は、トラ […]

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基礎制御工学
38-1. I-P制御

PI制御(Integral-Proportional Control)(I-P制御はPI制御と異なる部分もあるが、制御要素は共通である)は、比例制御(P制御)と積分制御(I制御)の2つの要素を組み合わせた制御方法で、制御 […]

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