システム制御(現代制御理論)は、1960年代から研究が盛んになった工学(科学)であり、微分方程式をより分かりやすい形式に整理した状態方程式を武器に制御という観点から制御システムを明らかにする理論です。1980年代からは、現代制御理論、古典制御理論をベースにロバスト制御理論として発展してきました。
数学的に難解な点もあり、私も理解に苦しんだ(苦しんでいる?)ので、ここではその要点を解説していく予定です。詳細は専門書や論文を読んでください。
現代制御理論の概要
現代制御理論の全体像と今後の展望について専門家がまとめた解説論文です。
現代制御とは何であったか
システム制御(現代制御理論) 目次
以下の項目で投稿しています。項目は、随時、追加します。 投稿された項目にはリンクが張られています。
1.システム制御における線形代数の基礎
2.固有値と固有ベクトル
3.動的システムの状態方程式表現
4.状態変数線図
5.線形時不変システムの応答
6. システムの安定性
7.状態方程式と伝達関数
8.状態変数の座標変換
9. 対角正準形
10.可制御性
11. 可観測性
12. 可制御正準形
13.モード展開と伝達関数行列
14. 状態フィードバック
15. オブザーバの構造
16.オブザーバの設計
17.オブザーバ併合型状態フィードバック
18.サーボシステムの設計
19.最適フィードバック制御
20.システムの状態方程式(演習)
21.システムの応答(演習)
22.可制御性(演習)
23.可観測性(演習)
24.極配置法(演習)
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参考文献
小郷寛、美田勉 「システム制御理論入門」 実教出版 1979年