基礎計測工学
4. 単位系

単位の定義と書き方 単位とは、物理量を表現するために数値に添える尺度のことで、例えば、長さの単位には「メートル\([m]\)」、時間の単位には「秒\([s]\)」、質量の単位には「キログラム\([kg]\)」などがある。 […]

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基礎計測工学
3. 測定の方法

測定の方法には、直接測定と間接測定がある。 直接測定:物理的な計測器やセンサーを使用して物理量を直接測定することで、対象と同種類の基準と直接比較する手法である。体重計を使用して体重を測定する場合や、温度計を使用して温度を […]

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基礎計測工学
2. 電気電子計測、計測と制御

電気計測は電気量(電圧、電流)そのものを計測することで、電子計測はセンサや電子回路を用いた計測とされている。一般的には、電気電子計測としてまとめて考えることが多い。電気電子計測は、電気量や電気信号をセンサや電子回路を用い […]

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ディジタル制御
12. 状態フィードバック制御

離散時間系の状態フィードバックは、システムの状態変数を測定し、その情報を使用してシステムを制御する方法である。この方法は、システムの安定化や望ましい挙動(適切な極配置)を達成するために使用される。状態フィードバック制御で […]

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基礎計測工学
1. 測定と計測、測定の手順と測定例

計測工学とは、対象物から測定したい量を検出、分析、処理、判断するためのシステムの構築、制御、および各構成要素に関する工学である。機械計測、電気計測、化学計測、生物計測、測量、情報工学など多岐にわたる分野で発展している。 […]

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ディジタル制御
11. 可制御正準形と可観測正準形

可制御正準形 可制御正準形とは、状態空間表現を用いたシステムのうち、制御入力によって任意の状態に達することができる最も単純な形式の一つである。可制御正準形では、制御入力がシステムの全ての状態変数に対して影響を与えることが […]

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ディジタル制御
10. システムの正準形と等価変換

等価変換 離散時間システムの状態方程式、出力方程式を$$x(k+1)=Ax(k) + bu(k) \\ y(k)=cx(k) \;\;\;\; \;\;\;\;\; \cdots \cdots (1)$$とする。ある正則 […]

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システム制御工学
5. 線形時不変システムの応答

LTIシステム(Linear Time Invariant system)(線形時不変システム)の応答を説明する。以下のLTIシステムを考える。$$\boldsymbol{\dot{x}}(t) = \boldsymbo […]

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ディジタル制御
9. 離散時間システムの構造

システムの構造で重要な、可到達性、可制御性、可観測性について説明する。 可到達性、可制御性 離散時間システム\(x(k+1)=Ax(k)+bu(k)\) において、原点\(x(0)=0\)から、時刻\(n\)において任意 […]

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システム制御工学
4. 状態変数線図

制御システムは、ラプラス変換で表示したブロック線図を使って表記することが多い。このブロック線図を状態方程式に合わせて、状態変数を中心に描いたものが状態変数線図である。 ブロック線図の(1)は、入力信号\(U(s)\)がシ […]

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